やわらかな足かせ〜41歳からの3人目出産子育て日記〜

41歳で3人目長女を出産。長男、次男、長女に毎日振り回されるズボラ主婦の記録です。

向かいの女性は初産で私よりは大分若いようでした。

旦那様が医療関係のお仕事のようでこの病院にお務めしているようです。なので毎日、食べられるものを届けたり様子を見に来たりよく来ていました。
私も第一子の時は夫が毎日来てくれていたなぁと、懐かしく思いだしました。

この病院では悪阻患者の体調と自己申告で点滴の本数を決めます。一本2時間程かかるのですが、体調によって、患者が自分で本数を希望できます。先生はあまり焦らずに、いきなり減らしたりせずにゆっくりいこうという考えでした。
私は最初の頃は24時間、ずっと点滴。だんだんに夜寝る時間だけは点滴なしで、とか退院前は一本だけなど、自分の意思で整えていきました。

向かいの女性は、結構人任せでした。看護師さんに今日は何本にしますかと聞かれても、どっちでもいいですと答えたり…。看護師さんがこうしましょうと言えば、はい。
悪阻も初めてでしょうから、ストレスに思う事も多いでしょう。前は泣きながら旦那さんに、もう妊娠したくないとも言っていました。
比べるのはよくありませんが、私は第一子の時も泣いたことはありません。安定期になったら治まる、産んだら終わる、かわいい子供に会うためだ、我慢だ、と思って希望をもって過ごしました。改めて自分の我慢強さを感じました。
今思えば、その女性に「大丈夫だよ、きっと安定期には良くなってくるよ、本当に今だけ、今が辛くて悔しいのもわかるよ。ただただ赤ちゃんに会えることを希望に思って今をやり過ごそう!」と言ってあげたかった。
けど、そんな事言える勇気も体力も私には無かった(T . T)おばちゃんなのに…。